札幌軟石サイロ 2
支笏湖は最北の不凍湖でカルデラ湖であることはご存知かと思います。支笏湖を形成する最初の大爆発があったのが約3万2千年前で、その噴煙の高さは成層圏を突き破り4万5千mに達したと計算されるそうです。幾度も噴火を繰り返し大量の火山灰や軽石が堆積して出来たのが「支笏溶結凝灰岩」と呼ばれる札幌軟石なんですね、私がよく訪れる「滝野すずらん丘陵公園」の近くにも札幌軟石の露頭があり、太古からの堆積の様子が見られるようです~滝野公園の名前の由来もアシリベツの滝、鱒見の滝、有明の滝と滝が多いことから付けられました、これらの滝も柔らかい堆積物を川の水が侵食した後、岩盤層が露出して滝となったのですね、、今日の画像も昨日に続き札幌軟石のサイロです。 最初のサイロは、当ブログに何度も登場している「八紘学園」の札幌軟石サイロです、2棟並んだサイロは珍しいですね~明治37年の建築とされています。今回の画像は裏側から撮ってみました。 二枚目は月寒東にある旧黒沢農場のサイロです。北海道を代表するブランド「雪印」の創立者「黒沢酉蔵」氏の実弟、黒沢和雄氏の農場でした。 最後は厚別区の旧馬場農場のサイロです。昭和2年に馬場和一郎氏が創立した農場で搾乳、乳製品の加工も行ったと伝わっています。
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by flycoachman
| 2014-12-23 23:34
| 札幌軟石