平岸相馬神社
お正月らしく神社巡りが続きます。軟石で作られた「鳥居」を探すことは意外と難しく、北海道神社庁のHPを拝見しても鳥居の材質にまでは及んでいませんね(あたり前ですね!)鳥居の形状も10種類ほどあるようで、ましてや材質となると木材、石材、コンクリート、鋼鉄、プラスチックやカーボン製もあるようです。今日の鳥居は豊平区平岸にある「平岸相馬神社」です。平岸天神山にあり平岸街道からはわずかに軟石鳥居が見えるだけで、本殿は鳥居をくぐり急坂を登らなければなりません。「平岸相馬神社」の縁起は古く明治四年の創建とされています。北海道神社庁によれば、岩手県水沢の旧藩士を主体とする65戸203人の入植者が同地を開拓、大正5年に現在地の平岸天神山に神社を移転。昭和3年には本殿を改築したそうです。平岸街道から見える大きな軟石鳥居は昭和五年に作られ、本殿近くの軟石鳥居は昭和十七年の築造と刻されていました、柱の下部には「石工 平岸村上本村 大久保興作」と匠の名が誇らしく刻されているのを見て、瞬時、タイムスリップしたような錯覚が、、、札幌軟石の鳥居ですが二基とも「島木」は中央で継いでありました。
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by flycoachman
| 2015-01-03 23:01
| 札幌軟石