「千歳神社」白狐 (千歳市)
「千歳神社」を訪れたのは三ケ月ほど前の事だと思います。雨の降る夕方で傘を差しながらの参拝、撮影でした。ところが目指す狛犬は不在で、参道には白狐が対座しているのですね~「千歳神社」の由緒を読んでみると「京都伏見から正一位思古津稲荷大明神を奉斎し、文化二年(1805)に思古津場所の鮭漁が栄んになるに従って、さらに弁財天が勧請された。この文化2年に奉られた弁財天の御厨子の裏に、箱館奉行羽太正養により「死骨」(シコツ)から「千歳」と改称された」
にほんブログ村
文化二年とありますから二百十年前ですね、江戸時代から千歳の川で鮭漁をしていたのでしょうか?由緒書きにあるように京都伏見から稲荷大明神を奉斎したのですから、狐がいるのも頷けますね、狐も狛犬同様、神を邪悪なものから守ると言われています。雨の夕方の撮影で暗く見ずらいですが、昭和三十一年に奉納された軟石狐で意匠がいいですね~右の狐には子狐が二匹絡み、左の狐は稲穂を咥えています、稲荷神社に多くみられる狐は眷属、神使と呼ばれネズミの天敵ですから千歳神社の主祭神で穀物の神「豊受姫大神」の使いであることに納得できました。
にほんブログ村
ブログ作成の励みになります、お気に入りの写真、文章がありましたらクリックを!
by flycoachman
| 2015-10-09 22:23
| 狛犬