共成神社 狛犬(沼田町)
訪れたのは稲刈り前の事で、拝殿前から一面に稲穂が波打つ様を見れば、所縁が無い土地であっても豊穣の恵に柏手を打ちたくもなる。以下、由緒より
(参考資料)
「明治二十八年四月、伊予国宇摩郡中之庄村より宮崎春治を団長とし三十五戸が渡道し、翌三十年パンケホロマップ(現在の東予)に入地し郷里より捧持した御分霊を奉斎。大正十一年二月十一日、地域住民協議の結果、共成神社創立を決議する。同年八月神殿建設工事に着手し、同年十一月三日神殿落成式を挙行。昭和三年四月創立許可、無格社となる。同年八月社務所落成。同年十一月二日村社に昇格、昭和四年六月十九日幣帛料供進神社に指定される。昭和九年八月には参道石段工事施工、昭和二十一年二月二日より神社本庁に所属し、同年五月八日付を以って神社規則が承認され、宗教法人共成神社として現在に至る。尚、昭和五十八年には創立六十周年奉祝祭が執行された」
狛犬は一対、阿吽は定位置だと思うのですが損傷が激しく不明でした。阿吽とも補修された痕跡もありましたが、台座には奉納年大正十四年四月建之、さらに「登別 石匠 長嶋安次郎」とありました。はて「石匠 長嶋安次郎」さんの名前は以前に何処かの神社で見た記憶が、、思い出せない!
「狛犬辞典」上杉千郷/著 「狛犬コレクション」三遊亭円丈/著
「狛犬かがみ」たくき よしみつ/著 「札幌の寺社」札幌市教育委員会
「獅子狛犬と龍」獅子狛犬研究会「神社と神道のQ&A」三橋健/著
「神社辞典」白井永二 土岐昌訓/著「神社と神様がよく解る本」島崎晋/著
「北海道の狛犬」丸浦 正弘/著「北前船寄港地と交易の物語」加藤貞仁著
「狛犬遍路みち」宇野 弘介/著 「獅子と狛犬」MIHO MUSEUM/編
「狛犬見聞録」廣江正幸・永井泰/著 「石匠山崎鶴吉と系譜」岩城之正/著
(出版社名略)
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by flycoachman
| 2017-12-14 21:34
| 狛犬