鹿沼出雲神社 狛犬(厚真町)
平成三十年最初の神社は厚真町の「鹿沼出雲神社」です。勇払平野の東側に勇払原野と呼ばれる低湿地帯があります。厚真町もその一部で多くの沼や川が多くある所です。第一鳥居前にある開基百年の碑文によれば、広島県、福井県人が入植したそうで、低湿地帯ゆえのご苦労も多かったのではと察します。狛犬は一対、阿吽(あうん)は定位置、小型で武骨ながらも気合の入った貌で頼もしい狛犬でした。石工名はありません、材は溶結凝灰岩で奉納は昭和十六年九月十五日、男性奉納者名と「祝 四十二才」と刻されていました。明治三十二年生まれの奉納者は四十二才の本厄を終え、健康で開拓に従事出来たことへの感謝をこめ奉納したのでしょうか、、 (参考資料)
「狛犬辞典」上杉千郷/著 「狛犬コレクション」三遊亭円丈/著
「狛犬かがみ」たくき よしみつ/著 「札幌の寺社」札幌市教育委員会
「獅子狛犬と龍」獅子狛犬研究会「神社と神道のQ&A」三橋健/著
「神社辞典」白井永二 土岐昌訓/著「神社と神様がよく解る本」島崎晋/著
「北海道の狛犬」丸浦 正弘/著「北前船寄港地と交易の物語」加藤貞仁著
「狛犬遍路みち」宇野 弘介/著 「獅子と狛犬」MIHO MUSEUM/編
「狛犬見聞録」廣江正幸・永井泰/著 「石匠山崎鶴吉と系譜」岩城之正/著
(出版社名略)
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by flycoachman
| 2018-01-03 22:22
| 狛犬