大神宮社 狛犬 2 (日高町富川)
三対の狛犬が居ましたので、今日は残りの二対です。拝殿に向かって中間に座しているのは何とも可愛いネコ型狛犬でした。耳をピンと立て今にもじゃれて来そうです。台座には「昭和四十五年八月七日」と刻されており「巨人・大鵬・卵焼き」の景気のいい時代だったのか、狛犬の表情にも神獣としての怖さがなく温和な貌ですね~阿吽(あうん)は定位置、石工名はありません。阿吽を並べて見れば微妙に表情や意匠が違って見えます。ことによると、同じ石材店の石工さん二人が楽しみながら彫ったのかも知れませんね~もう一対は現代岡崎型が拝殿前に、、狛犬の場合、新参者?ほど拝殿前のいいポジションを与えられる傾向があるようで、先輩狛犬が嘆いていました(笑) (参考資料)
「狛犬辞典」上杉千郷/著 「狛犬コレクション」三遊亭円丈/著
「狛犬かがみ」たくき よしみつ/著 「札幌の寺社」札幌市教育委員会
「獅子狛犬と龍」獅子狛犬研究会「神社と神道のQ&A」三橋健/著
「神社辞典」白井永二 土岐昌訓/著「神社と神様がよく解る本」島崎晋/著
「北海道の狛犬」丸浦 正弘/著「北前船寄港地と交易の物語」加藤貞仁著
「狛犬遍路みち」宇野 弘介/著 「獅子と狛犬」MIHO MUSEUM/編
「狛犬見聞録」廣江正幸・永井泰/著 「石匠山崎鶴吉と系譜」岩城之正/著
(出版社名略)
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by flycoachman
| 2018-01-10 22:10
| 狛犬