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北海道photo一撮り旅

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札幌市をメインに北海道の四季の写真を届けます。当サイトの画像、文章などの引用はどなた様も御自由にお使いください。リンクも御自由にどうぞ (当サイトからの画像、文章などの引用に際しての責は引用者の自己責任でお願いします)

開拓使 真駒内牧牛場

先週、「キャンプ クロフォード」時代の建物を真駒内駐屯地で撮ってきて紹介しましたが、今日は戦後の、進駐軍駐屯以前から在った、明治時代の真駒内牧牛場時代の用水路の画像です。明治の初め、北海道開拓使によって雇われた「お雇い外人」と呼ばれた、技術者や専門家が北海道の開拓や教育に貢献しましたね~「ホーレス ケプロン」「クラーク博士」などです、「エドウィン ダン」もその一人で、北海道の農業、酪農に大いに貢献しました。今日の北海道のイメージを創ったと言っても過言ではありませんね。明治9年開拓使真駒内牧牛場が、エドウィン ダンの指導により酪農や牧羊、競走馬の実験農場として始まります、広大な真駒内の地に多数の家畜を養い、農業も行うのですから用水が必用で真駒内川から精進川に至る全長約4kmの灌漑用水路が作られました。この用水路が現自衛隊駐屯地の中を流れています。明治の昔から大正、昭和、平成と時代を流れ続ける水路、進駐軍や自衛隊の軍靴の足音も、「エドウィン ダン」がアメリカから連れてきた牛馬の蹄の音も、時間も、水路に流れて、、、
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真駒内種畜場時代のサイロと牛舎です。「キャンプ クロフォード」時代は「下士官クラブ」として使われ、現在は隊内の事務所として使われています。サイロは石山軟石が使われています。直径6m高さ13mは道内最大級ですね、切り出した軟石の表面は手作業で切り出したのでしょうか、荒削りで時代を感じました。
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by flycoachman | 2014-06-21 00:20 | 古いもの