「秋野総本店薬局」南1条西1丁目
昨日までは札幌の夜の顔(笑)薄野にある札幌軟石の建物でしたが、本日は札幌の昼の顔、デパートなどが林立する札幌市の基点と言ってもいいかも知れません、南1条西1丁目にある「秋野総本店薬局」です。創業が明治五年と言いますから今から143年前なんですね~現在も創業時と同じく漢方薬店を営んでいます、明治の初期ですから現在の西洋医学、医薬品が有る訳もなく病気となれば、和漢薬や民間療法、鍼や灸などが治療の全てで、それらでも快癒しなければ、加持祈祷の神頼みの時代に「秋野総本店薬局」の存在は庶民には頼のもしかったのではと想像します。現店舗の建築が明治34年とされ、切妻屋根に土蔵造りの白壁や札幌軟石の蔵、明治時代そのままの商店の雰囲気が、ビルの谷間に埋もれているは不思議な異空間~「さっぽろ ふるさと文化百選」に選ばれていますが、札幌軟石の蔵を近くでよく見ると表面の加工は機械加工のような綺麗さで、想像の域ではありますが、蔵は後に建てられたのではないでしょうか、、正岡子規の俳句で「夕立に宿をねだるや蔵の家」旅人にとって蔵のある家は豊かさの象徴だったのでしょうね、、、
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by flycoachman
| 2015-01-24 23:26
| 札幌軟石