「篠路駅前軟石倉庫群」
札沼線 (現学園都市線) が開業したのが昭和九年のことで、以来篠路駅付近は作物の集荷場として多くの倉庫があったようですね~篠路の本格的な開拓は明治維新後、南部盛岡藩の士族十戸が入植、槍や刀を鍬や鋤に持ち替えての開墾で北海道各地の開拓同様、厳しい自然の中大変なご苦労があったと思います。明治、大正、昭和と開拓、入植が続き玉ねぎなどの農産物の集積地となり、昭和に入り相継いで煉瓦や軟石の穀物倉庫が建てられたそうです。以前は駅の東西に倉庫がたくさん見られたようですが、近年の再開発で取り壊された倉庫が多いようですね~現在、駅の東側に札幌軟石、煉瓦倉庫が往時の姿を留めていますが、用途は変わり農作物ではなく、一般的な倉庫であったり、他業種に変わっています。駅前の札幌軟石の倉庫には「篠路高見倉庫」の看板があがっており、当地で酪農業を営む高見さんが建てられたそうです。駅前に立ち左右をみれば幾つもの倉庫が往時の繁栄を物語っていますね~この倉庫群は「さっぽろふるさと文化百選」にも選ばれています。
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by flycoachman
| 2015-02-02 23:16
| 札幌軟石