「島松軟石」恵庭市
以前にも書いたと思いますが、札幌軟石とは太古の昔に支笏湖が形成された際の噴火により大量の火砕流、火山灰が堆積し数万年の造山活動の後、今日 石材として使われています、正式な名称を「支笏溶結凝灰岩」なんですね~札幌市石山地区が産地として有名ですが、明治2年に開拓使が置かれて以降、近代化を進める開拓使の意向もあって不燃材の洋風建築が相次いで建てられました~現在、札幌市内に多くの軟石建物が残っていますね、石山軟石の需要が多かったのは採掘場から建設現場までの距離の近さもあったのではないかと思います。恵庭市島松沢でも古くから軟石を産出しています~石山地区より支笏湖に近いので、あっても不思議ではありませんね~同所に大正4年創業の石材屋(小川石材工業)さんが現在もなお営業をしております、もっとも島松軟石の需要は無いと思いますが、、石材屋さんの向かい側には国道36号線や高速道路の陸橋があり橋脚部分に島松軟石の採掘痕が見られます~この近辺の住宅やサイロにも島松軟石が使われていますね~軟石の質は石山軟石と多少違うようですが、専門的なことは勉強不足で、、明日以降、島松軟石をUPする予定です。
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by flycoachman
| 2015-02-20 23:58
| 島松軟石