「信濃神社(厚別区)」狛犬
JR厚別駅にほど近い厚別中央4条3丁目に「信濃神社」があります。名前が示すように信濃の国 (現長野県) からの入植者によって開拓された地に明治十六年に創建された神社ですね。諏訪大社より、御祭神御分霊を奉戴し、お祀りしたと伝わっています。以下、信濃神社御鎮座百年記念碑の碑文からです。
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「明治三十年、長野県諏訪大社より出身者 河西由造等先人によって、開拓・守神の心の拠所として、厚別の地に奉遷されてよりこのかた、御鎮座百年を迎えた。一世紀に亘り、祭祀の厳修、神社の護持に、神明奉仕の至誠を奉げて来た、先達の万古不易として、ゆるぎない精神・伝統の継承を担うべく、この佳節にあたり、有志・氏子一同参集所建設と併せ、記念の碑を建立する。 平成十年九月吉日」
狛犬ですが、参道と拝殿前に新旧二対ありました。拝殿前の新しい狛犬は岡崎現代型の狛犬でした。参道には大正十二年奉献の軟石狛犬が、阿吽(あうん)定位置で対座していました。大正十二年の奉献ですから九十二年もの長い時間、神殿を守り続けてきたのですね~よくよく見れば怖い顔に懐かしさを覚えました、石工銘はありませんが「白石神社(リンク参照)」「大谷地神社(リンク参照)」と同じ「鏑城型」なんですね~鏑城型と言うより、石工「鏑城石五郎」本人の作品ではないでしょうか、荒々しい手掘りが狛犬に生命感を与えているような、、石工の息吹を感じます。
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by flycoachman
| 2015-09-12 22:35
| 狛犬