「永山神社」狛犬 (旭川市)
上川支庁では最も歴史ある神社で、御祭神が「天照大神」「大国主命」と並んで第七師団長「永山武四朗」が祀られています。薩摩の軍人ではありますが、北海道の開拓、守りに生涯を費やした人でした。忌(いまわ)の際には「我が躯は北海道に埋めよ。必ずやかの地をロシアから守らん」と言い残したとか、現旭川市の地名にも名を遺し永山地区はもちろん、北海道の恩人ですね~以下は由緒書きより一部転記です。
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「明治二十四年 永山に入植した岡山県出身の屯田兵が出身地の御分霊(天照大神、大国主神)を頂き、明治二十五年現在の永山駅裏に祠を建て祀ったのが起源とされ、上川支庁で最も歴史のある神社である。 明治四十五年社殿を現在地に移転。大正九年 永山武四郎を合祀」
狛犬は拝殿前の岡崎現代型を含め三対ありました。量産型はどこでも見られますのでスルーとして、外末社の二対がいいですね、いずれも旭川の石工の作で小型ながら味わいがありますね~昭和の始めの奉納です、末社の「金刀比羅神社」は昭和二十九年の作で銘は「石匠 旭川四ノ二十?松友富久男」となっています。末社「秋葉神社」も銘があり、石工 石田博吉と読めます。いずれも阿吽(あうん)は定位置、材質は不明ですが地元産を地元の石工さんが手掛け郷土色が付いた狛犬 古い神社によく似合います。(画像は季節が混在しています)
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by flycoachman
| 2015-10-13 23:41
| 狛犬