「江部乙神社」笑う狛犬1 (滝川市)
今日は「江部乙神社」の狛犬です。北海道の数ある狛犬の中でも意匠のユニークさでは上位にランクされる狛犬ですね~狛犬に関する書籍やメデァも度々紹介されているほどです。通称「笑う狛犬」として氏子さん始め、多くの狛犬愛好者に人気がある狛犬ですね~生まれは明治四十三年、台座には石工「佐々原一夫」との銘が入り、明治生まれにしては来歴のはっきりした狛犬でした。実は昨年の冬季に一度訪れましたが、雪景色の中で黒ぽい狛犬の撮影が事のほか難しく今回、改めて訪れた次第でした。
「参考資料」 「狛犬辞典」上杉千郷著 「狛犬コレクション」三遊亭円丈著 「狛犬かがみ」たくき よしみつ著 「札幌の寺社」札幌市教育委員会 「獅子狛犬と龍」獅子狛犬研究会「神社と神道のQ&A」三橋健著 「神社辞典」白井永二 土岐昌訓著「神社と神様がよく解る本」島崎晋著 「北海道の狛犬」丸浦 正弘著「北前船寄港地と交易の物語」加藤貞仁著 「狛犬遍路みち」宇野 弘介著 (出版社名略)
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「江部乙神社」の創祀は明治二十七年で、同年、屯田兵約四百戸が、江部乙地区に入植した際、天照大神を奉斎したのが始まりとされています。同地も大河石狩川の近くですから、沼地が多く開拓当初は開拓民総出で馬橇で土を運んだそうで大変なご苦労をされたようですね~さて、狛犬の制作者「佐々原一夫」ですが、台座には「石工」と刻されていますが、屯田兵だったそうで、入植以前は石加工を生業としていたのかも知れませんね~狛犬の細工を見れば器用な人だったようで、開拓のご苦労を癒したいとの思いからでしょうか、優しさが狛犬の笑顔によく表れていますね~(明日も江部乙神社です、サブタイトルが「笑う狛犬の秘密」 18禁の話です(笑)) 乞うご期待!
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by flycoachman
| 2015-11-09 22:10
| 狛犬