「旭川神社」(1) 狛犬(東旭川)
所用がありまして今日は雪の旭川市に来ています。そんな訳で、今日の狛犬は「旭川神社」の三対ある狛犬、明治三十八年奉献の軟石狛犬です。二の鳥居をくぐると最初に出迎えてくれるのですが、なにせ百十年もの間、微動だにせず忠勤している狛犬で、寒暖の差が大きな旭川市ですから、風化が激しいですね、
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右が吽形(うんぎょう)と思われるのですが、面相が崩れほとんどわからない、旭川神社の狛犬に限らず阿吽(あうん)で狛犬のコンデションが大きく違っていることは往々にして見られることです。原因として、どちらかが風雪が当たりやすい、狛犬台座の付近に大木があり積もった雪が氷となって直撃する、又は樹液がかかり易いなどが考えられます。
今日の狛犬も左の阿形(あぎょう)は風化はありますが、時代相応ですね~意匠ですが吽形(うんぎょう)は「玉取り」阿形(あぎょう)が「子取り」のタイプですね、獅子は千尋の谷の故事にもあるように、子を厳しく育てるためか、小獅子を踏みつける意匠が多いのですが、こちらの意匠は阿形(あぎょう)の両脚の中で風雪から守るように、親の愛情を感じさせる意匠になっています。見ていてホッコリと温まりました~ 明日は、「旭川神社」(2)の予定です。
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by flycoachman
| 2015-11-24 22:39
| 狛犬