遠浅神社 狛犬(安平町)
今日は安平町の「遠浅神社」です。名前から海岸に近いか?思い、胆振方面をGoogleMAPなどで俯瞰してみれば海岸から10キロ以上内陸に位置していました。調べてみれば北海道各地の地名の由来にもれずアイヌ語の「トワ・サ(羊歯の多い原)」からきているそうです。以下由緒からです
(参考資料)
「明治三十五年遠浅停車場の開業とともに入地する人が増加したが、明治三十七、八年日露戦争の戦勝記念標が一本建てられているのみであった。当時この地方は、林業が極めて盛況にあり、市街地に造材業、製炭業者も多く、吉村要三郎をはじめ林業関係者らが相謀って、林業に因縁ある山神を奉祀する計画をたて、現在地境内二反歩の寄附を受け、住民の賛同を得て、明治四十年十月、遠浅神社を建立した。馬車追業者約三十名は、本殿西側境内地に馬頭観世音を建立してこれを祀った。昭和四十二年に宗教法人設立の認可を受けて宗教法人となる。その後造営をし現在に至っている」
狛犬は一対、阿吽(あうん)は反対でした。奉納は大正十三年十二月で 嬉しいことに台座には石工名も入っていました。「石工 札幌 山形吉治」狛犬は、やや太り気味の北海道狛犬の基本形「山崎型」でした。
「狛犬辞典」上杉千郷/著 「狛犬コレクション」三遊亭円丈/著
「狛犬かがみ」たくき よしみつ/著 「札幌の寺社」札幌市教育委員会
「獅子狛犬と龍」獅子狛犬研究会「神社と神道のQ&A」三橋健/著
「神社辞典」白井永二 土岐昌訓/著「神社と神様がよく解る本」島崎晋/著
「北海道の狛犬」丸浦 正弘/著「北前船寄港地と交易の物語」加藤貞仁著
「狛犬遍路みち」宇野 弘介/著 「獅子と狛犬」MIHO MUSEUM/編
「狛犬見聞録」廣江正幸・永井泰/著 「石匠山崎鶴吉と系譜」岩城之正/著
(出版社名略)
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by flycoachman
| 2018-01-11 22:15
| 狛犬