金刀比羅神社 狛犬 1(根室市)
狛犬に先導されるように根室市までやってきました、今日は「金刀比羅神社」です。金刀比羅、金毘羅、琴平いずれも「こんぴらさん」と呼ばれ海運の守り神として古より船乗りの信仰を集めていますね~由緒には
「文化三年 高田屋嘉兵衛が漁場請負の際創祀した。明治十年、住民一同の請願を以て、公認の神社として開拓使庁の認可を受け、明治十四年鎮座地を現在地に移し、社殿造営、境内整備をなし社格を郷社に列せられ、明治二十一年、神輿献備し、神幸祭を執行する。明治三十九年に社殿を改築し、大正八年社格を県社に列せられる。昭和十一年昭和天皇の行幸を仰ぎ、玉串料を拝受する。昭和十七年、社殿を造営、昭和二十一年、北方領土の島々の神社御神体を仮鎮座する。昭和二十八年、宗教法人金刀比羅神社として認証を受く。昭和五十二年社務所新築、昭和六十一年創祀百八十年記念祭を執行して「高田屋嘉兵衛」銅像を建立する」
同神社のHPからの引用で、創祀は文化三年で二百十一年の歴史があるそうです。狛犬は三対居ました。拝殿前には近年の奉納ですが、ブロンズ製の大きな狛犬が一対、参道、中ほどに二対、北方領土に近い豊かな漁場が有るせいでしょうか、社殿も入母屋流造の立派なものでした。ブロンズ製の狛犬は昭和五十一年八月に奉納されたもので、制作された富山県の会社の銘も入っており「獅子・狛犬」の古い意匠の狛犬でした。筋肉質で、靖国系の意匠でもあるような~明日も金刀比羅神社です。
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「狛犬辞典」上杉千郷/著 「狛犬コレクション」三遊亭円丈/著
「狛犬かがみ」たくき よしみつ/著 「札幌の寺社」札幌市教育委員会
「獅子狛犬と龍」獅子狛犬研究会「神社と神道のQ&A」三橋健/著
「神社辞典」白井永二 土岐昌訓/著「神社と神様がよく解る本」島崎晋/著
「北海道の狛犬」丸浦 正弘/著「北前船寄港地と交易の物語」加藤貞仁著
「狛犬遍路みち」宇野 弘介/著 「獅子と狛犬」MIHO MUSEUM/編
「狛犬見聞録」廣江正幸・永井泰/著
「蝦夷地 場所請負人」ロバート・G・フラーシェム
ヨシコ・N・フラーシェム
(出版社名略)
by flycoachman
| 2018-02-26 21:52
| 狛犬