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北海道photo一撮り旅

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札幌市をメインに北海道の四季の写真を届けます。当サイトの画像、文章などの引用はどなた様も御自由にお使いください。リンクも御自由にどうぞ (当サイトからの画像、文章などの引用に際しての責は引用者の自己責任でお願いします)

東士幌神社 狛犬 音更町

音更町の狛犬が続きます、今日は「東士幌神社」です。平坦で広大な畑作地帯にポツリと鎮守の森がありました。神社手前鳥居の左側に広場が設けられ大きな開拓記念碑が四基も建立され、明治期から代々開拓に励み、大変なご苦労の結実が今、豊穣の地となり末代へと語り継ぐ標のようでした。由緒です。

「明治三十七年武運長久祈願のため天照皇大神宮の御神札を奉斎した。明治四十一年祭典余興として競馬を奉納したのが今も続いている東士幌競馬で、全道で一番古い歴史を持ち、「バンバ」の発祥の神社である。大正三年伊勢の神宮より特別大麻を奉斎し、本殿を構える。大正六年東士幌神社創立願書を国に提出、同八年認可される。大正九年社格認可により拝殿新築。大正十四年大鳥居一基完成。昭和五年境内続地二町歩、防風保安林を基本財産として払い下げる。昭和六年七月十日付で、内務省より、村社昇格の通達を受ける。昭和九年社務所新築。昭和十五年より浦安の舞を奉納、現在も小学生が続けている。昭和二十四年宗教法人認可される。同年平和神社設立、認可される。昭和五十五年社殿総改築に合わせ平和神社を合祀、、以下略」

狛犬は一対、阿吽(あうん)は定位置、材は溶結凝灰岩、奉納は大正八年八月で台座には寄付人「寄付人」二名の名前で建之と刻されていました。石工名は有りませんでしたが、十勝地方で大正期に多く奉納された「岡田型」の狛犬でした。独特の文様は十勝ならではの意匠ですね~岡田富太郎さんの人柄が偲ばれます。「岡田型狛犬」神社のリンクです。見比べるのも面白いかと、、



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「狛犬辞典」上杉千郷/著 「狛犬コレクション」三遊亭円丈/著
「狛犬かがみ」たくき よしみつ/著 「札幌の寺社」札幌市教育委員会
「獅子狛犬と龍」獅子狛犬研究会「神社と神道のQ&A」三橋健/著
「神社辞典」白井永二 土岐昌訓/著「神社と神様がよく解る本」島崎晋/著
「北海道の狛犬」丸浦 正弘/著「北前船寄港地と交易の物語」加藤貞仁著
「狛犬遍路みち」宇野 弘介/著 「獅子と狛犬」MIHO MUSEUM/編
「狛犬見聞録」廣江正幸・永井泰/著
「蝦夷地 場所請負人」ロバート・G・フラーシェム 
            ヨシコ・N・フラーシェム 
(出版社名略)

by flycoachman | 2019-01-07 21:03 | 狛犬