カテゴリ:短歌( 2 )

啄木と薄暮の釧路川

久しぶりの釧路です。以前に来たのは「石川啄木」の歌碑を訪ね歩く旅でした。啄木は明治四十一年一月、厳寒の釧路駅に降りた印象を
さいはての駅に下り立ち 雪あかり さびしき町にあゆみ入りにき」と詠みました。「さびしき町」にわずか二ヵ月半ほどの滞在でしたが、多くの歌を詠み残しました。釧路市内には二十五の歌碑があり関連の住居や寺などを訪ね歩くと二日では回り切れないほどでした。今日の画像は、啄木が勤めた釧路新聞社を復元した「港文館」の近くから撮った釧路川の夕暮れです。
こほりたるインクの瓶を 火に翳し 涙ながれぬともしびの下」石川啄木
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by flycoachman | 2017-10-01 22:00 | 短歌

柳原白蓮の歌碑

NHK朝の連ドラ「花子とアン」が終わりましたね~近年になく高視聴率だったとか、実は私は見ておりません、、ですが、村岡花子の「赤毛のアン」は女々しくも全巻、わくわくしながら読んだ記憶が、緑の切り妻屋根も輝く湖水も、恋人の小径も、お化けの森も、マリラもマシューもダイアナもギルバートも、いまだ訪れたことのないプリンスエドワード島の景色そのままで記憶の中にいまだ潜んでいます。「花子とアン」の中で花子の友人で歌人の柳原白蓮が出ていましたね~この人もいろいろな意味で懐かしい名前です。先日の北海道新聞の記事で柳原白蓮の歌碑が上川町にあることが話題になっていました。昨日、層雲峡に行った際、寄ってみました~場所は上川町清川です。集落や小学校もあったようですが、過疎が進み現在は廃屋が多くみられ歌碑があった場所も草木に覆われ「花子とアン」の話題がなければ知られぬまま朽ちていったのかもしれませんね~白蓮がこの地を訪れたのが昭和28年の事だそうです、アイヌの悲恋伝説を詠んだものですが、歌碑に刻された文字は長い歳月を物語るように消えかかりほとんど読み取れませんでした~

ゆくりなく 土中にみたる 上代の メノコの姿 おもひかなしも」 白蓮 
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by flycoachman | 2014-09-29 23:48 | 短歌